神道と宗教の違い

神道と宗教の違いそもそも宗教という言葉が入ってきたのは明治以降であり、Religion(レリジョン)という英語か入って来て、これを訳すと宗教となった。
明治政府はキリスト教と言う思想を受け入れなければ国を治めることが出来ないと考え、受け入れた頃から宗教と言う言葉が使われるようになった。
宗教にはキリスト教やイスラム教、ユダヤ教などがあって、同時にふたつを選択することは出来ない。
あれもこれもと言うわけにはいかないのだ。
しかし、日本はどうだろう?
家の中には仏壇と神棚あり、あれもこれも存在した。
そう考えれば神道が宗教だとは言い難い。
また、宗教には教えである経典が存在するが、神道には存在しない。
宗教の神は一人で神は唯一であり、生き方も決まっており、一切ブレる事はない。
全ての答えはひとつで宗教とは『神』という普遍的で永続的な法則を理解し、その教えに従う事と示されている。
聖書やコーランといった経典に従ってその教えを信じ生き方なければならない。
しかし、日本には八百万の神が存在し、全ての答えはひとつではなく、自ら答えを求めて歩まなければならない。
しかし、現代は少し複雑になり、明治以降神道系の宗教団体も生まれ、宗教ではないとは言い難い。
全国にある宗教団体を大きく分けると神道系と仏教系があり、その数は二分する。
しかし、信者の数は圧倒的に仏教系が多い。
また、明治政府も神道をキリスト教に対抗したイデオロギーにしようとしたことは事実であり、明治以降神道のイメージは大きく変わった。
しかし、宗教的な信仰をしていないのに関わらず、初詣や節句、成人式、お祭りなど日本の伝統として根付いていることは確かである。
遠い昔、日本には経典もなければ哲学もない、倫理もない。
なのに西洋思想に戦略されなかったのは、何もなかったからであると語った人もいた。
何もないから、自ら答えを導く
この習慣が強い日本人を作っているのかもしれない