神道・神社コラム

『徳』よりも『得』の時代

『徳』よりも『得』の時代

 

産業革命以降、経済活動がすべてにおいて優先され、

あらゆる価値の基準の多くが、 金銭の多寡によって決められてしまうような時代。

 

 

本来であれば、経済活動の前提も【世のため人のため】という

道徳的なものであったはずです。

 

しかし悲しいことに、世の中の経済活動の多くは、

お金(利益)の獲得ばかりが先行しています。

 

人間的な【徳】よりも、即物的な【得】が優先されてしまっているわけです。

 

そのために、たくさんの弊害がすでにあらゆるところで起こっています。

 

『徳』よりも『得』が優先された世界の弊害とは?

 

世界各地で争いは絶えず、貧困に苦しむ人はますます増え、

自然環境は破壊されて、資源は枯渇していく。

 

 

この平和な日本ですら、貧富の差が拡大し、心の病に苦しむ人が増えるなど、

たくさんの問題が起こってきています。

 

 

そんな今の時代だからこそ、神道的な在り方が求められている。

きっとあなたも、心のどこかでそういうことをどこかで感じているはずです。

 

神道によりこの【得】ではなく【徳】を取り戻す

 

たとえば、【得】ではなく【徳】を大切にする。

たとえば、【世のため人のため】という、本来【当たり前】の前提を取り戻す。

たとえば、我々を生かしてくださっている自然に、素朴にただ感謝する。

 

そういう生き方、在り方こそが、本当は何より大切なんだということ。

 

それを、特に私たち日本人は、意識してるかどうかに関わらず

心のどこかで感じていると思うのです。

 

だから【日本人は無宗教だ】と言いながら、神社やお寺に参拝する人は

未だに多いのです。(むしろ増えている気がします。)

 

 

また、神道的な伝統行事や祭事も、なんだかんだでなくなることなく、

ずっと続けられています。

 

もうそれ自体が、神道が私たち日本人の根底に根ざしている証拠だと思うのです。

 

あなたの数魂と守護神・風水の霊獣を教えます