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神道の学び 神社のもうひとつの意味 氏神様の最初の報告 初宮参り

子供が言う事を聞かない。子供が親への感謝がない。子供を無理矢理強制しようとしたり、叱りつけたり。しかし、あなた自身はどうでしょう...
感謝や尊敬は叱りつけて教えるものではありません。また、一方通行でもいけません。子は親の言葉ではなく姿から学び取るのです。つまり、あなたが祖先や神々に感謝しているその姿を見て子供は同じ行動をとるのです。
日本には古くから伝わる風習や習慣があります。この風習の中で人は育ち、日本人らしさを身につけるのです。この風習が風化する事なく、多くの人々が意味を理解し子供達に伝えてもらいたいものです。

子が親を憂い、親が祖先を憂う。 親が最初に子供に背中を見せるのが初宮参り。その地域の氏神様に氏子として無事産まれた事を報告し、感謝する行事である。 お宮とは子宮を表し、最初の鳥居は女性の膣の入口であり、そこから先は神聖な場所であるため、最初にお辞儀をして潜らなければならない。鳥居の先を参道と良い 。女性の産道を示す。
さらに奥へ入ると身体の禊を済ませるための手水場があり。 最初に左手、右手を清め、左手で少量の水を溜め音を立てずに口を清めた後、左手で口元を隠しながら吐き出す。
本堂に立つと金の鈴、これは男性の性器であり、これを刺激し賽銭を入れる。 賽銭箱が子宮であり、賽銭は精子なのです。 つまり私達はその土地の氏神様の氏子であり、 氏子として命を授かったお宮様に最初に報告するのが初宮参りとなるのです。 さらに毎年一年間何事をなく無事過ごせた事への感謝と、また一年間何事もなく過ごせる事へのお願いに行くのが初詣。 初詣には7千万人~8千万人の人が参拝する言われています。 また、地域で行われる祭りもそもそも神様を祀るもの。普段は家ごとに違う暮らしを営んでいても、神道を通じて地域がひとつになり、 地域共同体の一員である事を再認識させられます。 つまり神道は無意識のうちに生活に溶け込み、親が子に感謝を強制することなく、習慣や風習の中で子は学び受け継がれて行くのです。 風習や習慣が私達に及ぼす得体の知れないパワーを私達日本人は無意識のうちに身に付けているのです。