講義

【古事記紙芝居 第2話】天岩戸とヤマタノオロチ

【古事記シリーズ第2話】
(天の岩戸とヤマタノオロチ)

三貴子を生んだイザナギは生み終わりにこんな素晴らしい子を授かったと大変喜ぶ。

首にかけてた玉飾りをアマテラスに授け、あなたは高天原を治めなさいと告げる。

そして、ツクヨミには夜の国を、スサノオには大海原を収める様に告げる。

しかし、スサノオは母親に会いたいといつも泣いてばかり、それも顎髭が胸に届くまでになっても。

呆れ果てたイザナギは、育て方を間違えたと後悔し、母の元へ去る様に言い放った。

我が子を追放したイザナギはそのまま隠居してしまう。

許されたことに気を良くしたスサノオは姉であるアマテラスに訳を話してから行こうと高天原へ向かう。

アマテラスはスサノオが高天原を奪いにきたのではないかと警戒する。

しかし、スサノオは自分にはやましい心など持っていないと告げる。

アマテラスは『ならばあなたの心が清らかである証拠は何だ』と尋ねると

『では、誓いを立てて子供を産みましょうとスサノオは言った』

アマテラスはスサノオの剣を噛み砕いて霧の様な息を吹くと三人の姉妹が生まれた。

この姉妹が宗像三女神である。

次にスサノオがアマテラスの玉飾りわを噛み砕いて息を吹くと、五人の男神が生まれた。

スサノオは『俺の心が清らかだから俺の持ち物から女神が生まれた、これで俺の疑いは晴れた』と喜んだ。

そして、高天原の畦道を壊し、溝を埋めたり、採れたての米を祀っている神殿に糞を撒き散らしたり。

それでもアマテラスは『弟は田んぼを広げようとやっているのでしょう』とかばい続ける。

遂に、スサノオは機織りの小屋に馬を投げ込み娘が死んでしまう。

さすがのアマテラスもかばいきれず、ショックのあまり天岩戸に引きこもってしまう。

アマテラスが天岩戸に引きこもると高天原は闇に包まれ様々な災いが起きた。

神々は困り果て、アマテラスを表に出す計画を練る。

そして、この様な計画を実行した。

『アマテラスによく似た神様が現れた‼︎』

アメノウズメが踊りながら胸を肌き、神々が手拍子を打って歓声をあげる。

気になったアマテラスが少しだけ岩戸を開き外を覗くと『あなたによく似たよう神様が現れ皆んなで喜んでいるのです』

そして、アマテラスの前に鏡を出した。

『本当によく似た神様だ』とさらに岩戸を開けると、そこに待ち構えていたアメノタヂカラオがアマテラスを掴んで表に出した。

アマテラスが表に出ると高天原に眩いばかりの明かりが差し込んだ。

この後、スサノオは八百万の神から地上へ追放される。

地上へ追放されたスサノオは泣いている娘をなだめるおじいさんとおばあさんに出会う。

事情を聞くと、『大蛇がやってきて8人いた姉妹も私一人になり今度は自分の番だ』という。

その話を聞き『ならばわしが退治してやる』

『その代わりにもしその大蛇を退治したらその娘クシナダヒメを妻にくれ』と

スサノオは樽を準備させ、その樽いっぱいに酒を入れた。

その夜、凄まじい地響きと共に現れた大蛇。

その大蛇こそ、ヤマタノオロチだった。

ヤマタノオロチは家を包み込む様に巻き付くと、樽に入った酒を飲み干し、酔っ払い寝込んでしまった。

家の中から覗いていたスサノオはこの時とばかりに飛び出し、ヤマタノオロチを退治した。

そうして、最後に残ったヤマタノオロチの尻尾を切るとそこから剣が出て来た。

『これは凄い剣だ‼︎』

これが三種の神器の1つである草薙の剣である。

こうしてスサノオは英雄となり、クシナダヒメと夫婦になった。

そして、立派な宮殿を建て、歌をうたった。

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やぐもたつ いずもやえがき
つまごみに
やえがきつくる
そのやえがきを
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真っ白い雲がいくつも沸き立つ、この美しい出雲の地に、妻と一緒に住むための大きな住まいを作るのだ とても素敵な住まいをという意味である。
この歌は日本で最初に歌われた和歌と言われている。

ここまでが天岩戸とヤマタノオロチの物語です。

ここでも幾つかの神様が現れました。

古事記の物語りの中で最も重要な神様が三貴子です。

アマテラスとはどんな存在の神様なのか?

スサノオはその後どうなったのか?

古事記の中ではあまり登場することはなかった月読みとは…

我が国が長く続くには、それなりの理由があったはず。

そこには、それぞれの神様が持つ、和魂の存在があったはず。

その和魂とはなんなのか?

その和魂が重なり合って、この自然界は作られている。

八百万の神々を通して、また深く読み解いていきます。

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