神主様のインタビュー

熊野神社 宮田修宮司

神社 神道の心を伝える第2弾 熊野神社宮田修宮司インタビュー。元NHKのアナウンサーで淡路阪神大震災の第一報を届けた方です。『最近の若者はつまらない』こんな声を良く耳にする。ではその若者を作ったのは誰でしょう?なぜ『最近の若者は素晴らしい!!』そんな社会を大人たちは作ろうとしなかったのでしょう。

日本人は欧米の文化を取り入れ一番苦手であった個人の富を手に入れる事が出来た。

その事により個人は光り、やりたい事を自由にやれる様になった。

しかしどうだろう?

その事により、自分の事しか考えず、組織や社会、全体の事を考えられない自分勝手な人間が増えてしまった。

私達は決して1人では生きていけない。

誰かに助けられ生きている。

また、私達の命も自分1人のものではない。

自分を産んでくれた両親、そしておじいちゃん、おばあちゃん。

2・4・8・16と辿ればとてつもなく多くの祖先によって私達の命は繋がり、私達もまたそのバトンを子供達に渡さなければならない。

その与えられた命、そして環境の上に私達が存在している事を忘れてはいけない。

その事に感謝する人々の集まりだからこそ、世界に名高い誇りある国民になったのである。

焼け野原になった【日本】

戦後19年で見事に復活し、オリンピックを開催した。

わずか【19年】

これが私達【日本人】である。

しかし、今の日本人にこの様な事が出来るだろうか?

私達が日本人である日本人としての誇りをもう一度、見つめ直す時が出来ているのではないのだろうか?