神道・神社コラム

大嘗祭が執り行われた大嘗宮に行ってきました。

今回訪れたのは皇居に建てられた大嘗宮。

大嘗祭を執り行ったお宮を見学に来ました。

51に即位した天皇陛下

初代神武天皇から始まり、126

名は徳仁(なるひと)

御称号は浩宮

1960昭和35年〉223 生まれ

1022即位正殿の儀が執り行われ

1114大嘗宮の儀にて、天照大神に即位のご報告をする大嘗祭が執り行われました。

この大嘗祭とは、天から地に降臨した天孫の神、ニニギノミコトに起源があります。

天孫降臨の際、ニニギノミコトに稲穂を渡し、この稲を育てることでこの国を豊かにしなさいと告げたのが天照大神。

この事を【斎庭稲穂の神勅】と言い三大神勅のひとつです。

この三大神勅とは天照が天皇に与えた我が国日本の理念だと言っても過言ではありません。

この時、頂いた稲穂を育て、この国をこんなに豊かにしましたと報告する祭祀が新嘗祭

そして、新しく天皇に即位した年に一度だけ行われる一世一代の新嘗祭の事を大嘗祭と呼ぶます。

親から頂いた恩を忘れず、毎年その感謝の想いを伝える。

それを代々、126代現代に至るまで引き継いで行なっているのです。

これが大嘗祭なのです。

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