神道・神社コラム
間違いだらけのオンライン講座・リアル人間の落とし穴
間違いだらけのオンライン講座・リアル人間の落とし穴
そうですね。気になりますよね。今は集団で人と会ってはいけないという世の中ですね。やはりリアルで会いたい、リアルが得意な人もいらっしゃいますね。しかしこれは「リアル人間の落とし穴」と言って
そうです。今から、BeforeコロナとAfterコロナで大きく分かれます。
例えば、飲食店に5人で入ったとします。すると席に座った途端、5人が一斉にスマートフォンを触り出しシーンとなる。よくあるでしょう?
その中に一人おじさんがいたんです。「せっかく人が集まっているのにスマホ触って話しもしないで君たちのコミュニケーションはどうなっているんだ」と苦言を呈します。他の年下、後輩は気を遣ってスマホを触るのをやめてその目上のおじさんの話に付き合う、という光景を目にして昭和だなぁと思うわけです。
実は今、コミュニケーションの形が変わっているのをご存知ですか?
変わってきている。そのおじさんは会話、対話、相手の目を見て、昔よく言われましたが膝を突き合わせて、がコミュニケーションだと思っている昭和の考えがあります。今のコミュニケーションは実は言葉ではなく文字なんです。
そうです。SNSなどで、しかも1対1ではなく1対多数でコミュニケーションを図るそういう時代なんですね。本当はこのおじさんがコミュニケーションができないんです。現代のコミュニケーションが。そして手に持っている携帯電話はというとガラケーだったという。
そうやって今の時代のスマートフォンが面倒臭い。それは今のコミュニケーションを面倒くさいと言っているようなものなんです。
というように時代に取り残されいているんだけども、その人が言うことは正しいし先輩だから若い人たちは付き合わされている。でも本人はコミュニケーションを図っているつもりでいる。
実は今もそれと同じ現象が起きているんです。このコロナ禍で人と会えなくなった。講座や会合など、例えば初めて会う時、商談などはその会社へ出向かないと失礼になっていたのが今は会社に行くのが失礼という風になってきました。なぜならコロナ禍だから。なのでまずはリモートで打ち合わせしましょう、というのが今のコミュニケーション。このオンラインによるリモートのコミュニケーションが苦手とか面倒臭いとか言っているとどんどん失礼な人間になっていくわけです。マナーが無い人間になってしまいます。
確かにリアル(に会う)の方、私たちもリモートで講座をしていますが、リアルで会った人とそうでない人は少し距離感があるじゃないですか。ところがコロナ禍が無くなった時に年に一回なんか会うと
そうなるんです。いつもリアルではなくたまにリアルで会うことでさらに感動も大きくなるというのと一緒で、未だにリアルでやってる人はオンラインの経験不足なんです。
オンラインを苦手と決めた瞬間に自分のやりたいことから遠ざかっていることになるんです。だからやりたくないんですね。私たちはリアル講座よりもオンライン講座の方が効率が良いし、オンラインの方がマナーだと思っているしオンラインでやりたいので私は逆らっていない。だから全くストレスはありません。
そしてリアルの講座を配信する人もいるんです。これが一番ダメです。なぜなら、私たちはオンラインでどうやって参加した人たちを満足させるかというオンライン用の講座をしているわけです。リアルの講座をしながらその様子をついでに配信すると必ず失敗します。
ですから、オンラインであってもちゃんとお客様に満足していただけるかを真剣に考えることがとても大事だと思います。
これからの世の中は「変われる者」と「変われない者」に分かれていく。これが後々「終わらない者」と「終わる者」になっていくんですね。ですから成功者というのは「時を買っている」んです。今、新しいリモートという時が来たんですから、リモートに関心を持つべきなんです。そしてリモートに参加して自分の中に取り込んでいくということをしていかないと、どんどん時代に取り残されていきます。Beforeコロナ世代と言われるようになるんです。