神道・神社コラム
暦の読み解き
◉世界でもっと長く続く国日本
なぜ、日本だけがこんなに長く続いたのか?
そのなぜの向こう側で、ある伝統的な統計学に出会いました。
その統計学を元に、日本の根底を支える偉人たちがいました。
それが、空海や最超、日蓮聖人・聖徳太子、吉田松陰など。
日蓮聖人の教えが書かれた本尊論資料では、この統計学が最も重要視した学問だと書いてあります。
この聖人とは(ひじりびと)と書きます。
ひじりびととは(日を知る人)の事です。
その為、お寺で明け六つ、暮れ六つと言ってた朝の6時と夕方の6時に時を知らせる鐘を6つ鳴るのです。
だから【日】の【寺】と書いて【時】と言います。
時とは時間であり日であり月であり年です。
これをまとめたのが【暦】です。
この暦によって稲作が行われていました。
稲作とは当時の経済です。
つまり、暦を制する者で経済を制するものだったのです。当時の暦は太員暦でした。
基準となるのは月です。
月は27.5日で地球を一周します。
従って毎月一日は新月、十六日は満月でした。
新月から満月にかけては【吸収】
満月から新月にかけては【発汗】
その昔、ドイツでは手術は薬の吸収が高い新月から満月にかけてしか行いませんでした。
つまりダイエットは満月から新月にかけて行うとデラックスの効果が期待出来るという事まで分かるのです。
この様に、現代の私達は科学の発展と共に目に見えるものしか信じられなくなりました。
しかし、科学的に照明されているものはほんの僅か。
目に見えないものの方が限りなく多いのです。
昔の人たちはこの目に見えないものほど大切にして来ました。
また、その目が見えないものをきちんと学問にして、残してくれていたのです。