神道・神社コラム
大きな生き方と小さな生き方
言葉の意味とは?
神道とは何なのか?と尋ねられれば
それは分からないとしか答えられません。
それは愛とは何なのか?
神とは何なのか?
と尋ねられる事と同じことを意味します。
つまり白黒はっきり出来ないのです。
なぜなら、
愛の反対は無関心だと答えた人もいますが、
明確な反対の意味を持つ言葉はありません。
これは感謝も同じことが言えます。
感謝の反対は何でしょうか?
不平不満、愚痴嫉妬、様々な言葉が思い浮かびます。
しかし、感謝の反対は感謝しない事です。
つまり、感謝しなくなれば不平不満、愚痴嫉妬、
様々な困難が襲いかかってくると考えた方が良いのです。
それだけこの言葉には大きな意味が隠されています。
大きな生き方と小さな生き方
仁に生き、礼に生き、信に生き、義に生き、智に生きる。
その生き方こそが大きな生き方であり、不平を訴え、不満を抱え、
愚痴を言い、嫉妬にまみれます。
それは小さな生き方なのです。
徳がある生き方
【仁、礼、信、義、智】
これら全てを持ち合わせたものに【徳】が備わると言います。
これらを全うする生き方をしたいものですね。