神道・神社コラム

人はどうしたら幸せになれるのか

当たり前が当たり前でないことを知る

 

私達が当たり前のように見ているものが、

実は当たり前ではない事を知れば、見えるものが変わっていきます。

 

神社の周りにあるご神木。

私達は『凄いなぁ、デカイなぁ』と言いながらその大きさに目を奪われます。

 

 

しかし、もし我が国が滅びていたらそのご神木は存在するだろうか?

中国では国が滅びるたびに、その国は焼かれ、民族は滅ぼされました。

 

 

そうやって新たな城を築くため、木は伐採され、

かつてジャングルで像までいたと言われる黄河の淵は砂漠と化しました。

 

この様に歴史を知れば、私達が当たり前だと思って見ていたものも考え深くなるはずです。

そこにある感情が働けば、さらに見えてくるものが変わります。

それは【感謝】です。

 

感謝が心の安定をもたらす

 

人の心が落ち着かないのは2つあると言われています。

そのひとつが【感謝】

 

儒教の教えでは【人はまず感謝する事】から始まると言われています。

 

 

そして、もうひとつが【夢や希望、目標や志】です。

感謝があり、夢や希望、目標や志が出来れば心は正しくなり、身が修まります。

これを【修身】と言ういます。

 

明治から昭和にかけて行われていた道徳こそ、この修身教育なのです。

分かりやすく言うとこうなります。

 

感謝の心が芽生え、夢や希望、目標や志が定まると心が正しくなり、身が修まる。

身が修まれば自ずと自分の身から意識が離れ、他人の事を考えられる様になる。

他人の事を考えられる様になると、世の為、人の為に仁慈を尽くせる様になる。

それを【徳】と呼ぶのです。

 

 

感謝と目標設定の相互関係

 

感謝があっても夢や希望、目標や志がない者はもがき苦しみ、

夢や希望、目標や志があっても感謝がなければ、思い通りにならず、もがき苦しむ。

あなたの周りに、もがき苦しむ者がいたら、それは感謝がないか、夢や希望、目標や志がからです。

 

 

感謝の心が幸せをもたらす

 

私達は既に多くのものを頂いています。

【得る事】よりも【既にあるもの】に感謝できる様になれば人は幸せになれるのです。

 

最大の幸せとは【何事もない事、それさえあれば何でも出来る】やるかやらないかはあなた次第。

 

 

あなたの数魂と守護神・風水の霊獣を教えます