神道・神社コラム
なんで節分に鬼に豆を撒くの?
【なんで節分に鬼に豆を撒くの?】
節分は年に4回あるって知ってました?
節分とは季節を分けると書きます。
この字のごとく、季節の分かれ目の18日間を指し、この日のことを【立春・立夏・立秋・立冬】
まとめて土用の日と呼ぶびます。
その中でも一番大きな土用の日が丑の日なのです。
その丑の日が丁度、2月3日に当たります。
昔は、この日は年の節目である大晦日でした。
ということは2月4日は正月ということになります。
そういう理由から、運勢が変わるのは2月4日立春からとなるのです
また、節分といえば『鬼は外』
この鬼にツノが生え、トラのパンツを履いているのはどうしてなのか知っていますか?
鬼は東北の方向にいると言われています。
干支でいうと鬼門です。
干支の鬼門は何か?
牛と寅
だから、牛のツノが生え寅のパンツを履いているのです。
さらに、桃太郎が鬼を退治する為に連れて行った家来は?
犬と猿とキジ。
これは裏鬼門です。
ちゃんと意味があるんですね。
そして豆を撒くのは【魔】を【滅】する
ここから豆を撒く様になりました。
節分は一年の穢れを祓う神事です。
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