神道・神社コラム

【立ち直れる人と立ち直れない人の違い】

傷ついて傷つけて、人の痛みが分かる。
派手なことやれば注目されるが、同時にバッシングも受ける。

悪い時だけ『どうして俺だけが』と言っている有名人がいるが、有名になるとはそう言う事である。

その道を選べば、その道の試練がある。

『どうしてこんなことが?』と言えば『どうしてその道を選んだのか』と言う反論が返ってくる。

それよりも『どうしたらこの道を真っ直ぐ歩むことが出来るのか』と考えた方が苦しまなくてすむ。

人のせいにすればするほど苦しみは大きくなる。

また、ミスを犯した時、反省するのは良い事。

しかし『どうして俺だけが…』と思えば事は深刻になる。

『どうしたらもっと上手く行くのか』と考えれば真剣になる。

【深刻】になるときはネガティヴな時

【真剣】なるときはポジティブな時

【どうして】(深刻)からどうしたら【どうしたら】(真剣)に切り替えることが大切である。

スサノオは2度追放され、オオクニヌシは兄に3度殺され、神武天皇は東征中、兄達に先立たれ大義を成している。

そして、アマテラスですら天岩戸に篭っている。

神ですら【どうして】に陥った。

そこから何を学ぶのか?

あなただけではない。

違いがあるとするのならば、【どうして】を【どうしたら】に変えただけではないのだろうか?