コラム記事

神道を学ぶきっかけ

ある知人の社長に『なぜ、神道を学ぶようになったのか?目的は何の為にやっているのか?』そんな質問を頂きました。

今日は商売人向けの話を致します。
商売人はやはり利を追って売上を作ります。

しかし、徳を積んで売上を作る者はそんなに多くありません。

だから、利をとれる人間を優秀と言い、社員に利が取れる人間がいたら評価します。

しかし、ここからが問題です。

利を追う人間が優秀であれば、文字通りその社員は利を追って辞めていきます。

なぜなら、自分でやった方が利を得ることが出来るからです。

一見、生産性がある人間が優秀だと考えがちですが、トータルで見るとそうではありません。

では、優秀な人間とはどんな人間の事を言うのか?

それは【人を育てる事が出来る人間の事】を言います。

スキルは自分のために使っても他人のためには使いません。

一方、人を育てきれる人間は、その行為そのものが人の為に行っています。

それを【徳】と言います。

徳とは【世の為、人の為に仁慈を尽くす人間の事】を言います。

また、営業の仕方や技術を教える事を【教育】という人がいます。

文字をよく見たらわかるのですが【教育】は【教える】【育てる】とあります。

営業の仕方や、技術は教える事は文字通り【教え】です。

これで関われば師弟関係が出来ます。

一方、徳で繋がる関係は信頼関係を築けます。

この事を【育てる】と言います。

師弟関係は裏切りの関係になりやすいと言います。

例えば日本一の美容師の弟子になったとしましょう。

その弟子が世界一になったらどうなるでしょう?

師匠は、もはや師匠ではありません。

従って学ぶ事がなくなるのです。

それは卒業を意味します。

しかし、師匠は『ここまで育て上げたのは俺だ‼︎』と怒り狂うのです。

彼は優秀になって辞めていくのです。

しかし、徳によって繋がると優秀になればなるほどその組織に留まります。

なぜなら、スタッフやお客様、協力業など仕事というものは沢山の約束をします。

つまり、仕事を辞めるということは、その約束を破る事に繋ながるからです。

つまり、彼が辞める時は徳が劣って辞めるのです。

結局、人と人とを繋ぎ止めているものは【徳】なんです。

この事から分かるように、人の中心に座るものは【徳】を学び【徳】を積む事が大切です。

だからと言って【徳】を前に出しひけらかしてはいけません。

徳は懐刀。

最後の最後にその徳を出す。

人は追い込まれた時に本音が出ます。

その本音をしっかり懐にしまって行動すれば周りの人は必ず察します。

それが信頼関係を築くのだと思います。

神道を学べばこのような事が少しずつ分かってきます。

いつまでもナンバーワンでいたいのも分かります。

しかし、そのナンバーワンも誰かに支えられてなっています。

今度は自分がその誰かになり、社会にお返しが出来る人間の事を【立派な人間】というのではないのでしょうか?

決して凄くなくて良いんです。

この様な話をしました。

経営者の方々、如何でしょうか?

世界で一番長く続く国、日本。

そこには理由があります。

その理由が神道の中にあるのです。

皆さんも一緒に学びませんか?