神道・神社コラム

日本人が大切にしていること
【日本人が最も大切にして来たこと】
何かを行うときに必ず根底に大切にしていることがある。
それが論理観や道徳心。
これを美学ともいう。
では日本人の根底にあるものとはどんなものなんだろう?
それが古事記の中に答えがあるのである。
古事記は3つのテーマで出来ている。
それは【なる・うむ・つくう】である。
最初に現れた神様【アメウミナカヌシ】
そして、イザナキ、イザナミまでは誰も何も生んでいないのである。
勝手になるように成ったのである。
そして、イザナキ、イザナミが国を生み、神を生むのである。
次にオオクニヌシが、出雲の国を作る。
この中で日本人で一番大切にしていること
それは【なる】
これを成るように成るという。
生む、作るには誰にとなる。
しかし、なるには誰はいない。
みんなが力を合わせて行えば、成るように成る。
そうやって昔の人は世の為、人の為に人事に尽くした。
最近、海外の留学生がコンビニで働いでいる。
凄く手際が良い。
それはなぜなのか?
その店の店長が優秀だから彼らが優秀なのだろうか?
これは違う。
この日本という地に足を起き、目で見て聞いてなるほど日本人のサービスとはこうやるんだと、勝手になったのです。
つまり、この日本という国に大いなる力があるということ。
この大いなる力を私たち日本人が作ってきた。
そこに主人公がいる訳でも無く、成るように成る状態を作りてきたのである。
それが世の為人の為だ。
日本の為、天皇がとすり替えられた。
その結果、この言葉を語らなくなった。
そして、多くの大人は自分の為に頑張れが言い始めた。
そして、自分の為にならない親を刺し殺しているのである。
つまり【かがみ】から【かみ】取った。
残ったのは【我】
これが今の日本である。
我が溢れた国がいつまで続くでだろうか?
この国が滅びる前に、元に戻さなければならないのである。