神道・神社コラム

日ユ同祖論を語る②
【日ユ同祖論を探る②】
【ユダヤ人と日本人の関係】
前回は同じ神、同じ祖先を持つユダヤ教、キリスト教、イスラム教の話をした。
そして、同じ祖先と神を持つ民族がなぜ戦争をするのか?
その前に、ユダヤ教とキリスト教、イスラム教の成り立ちを知っておきたい。
ユダヤ教を否定して出来たのが、キリスト教。
そして、キリスト教を否定して出来たのが、イスラム教となった。
これは哲学も同じく、前者の考えを否定したところから新しいものが生み出される様になっている。
万物を理解する事が大切だと言えば、人が生きている間に万物を理解することは出来ない。
この世に存在するものは自分しかいない。
だから、自分を理解することが大切であるとなる。
そうやって前者を否定することで新たな哲学が生まれた。
この哲学に神を含めたのが宗教である。
つまり、哲学者が言ったのではなく、神が言ったとした。
所詮人は人。
完璧ではないのが人。
必ず足りないところがある。
だから、言ってる事とやってる事の違いを適され、良いことでも、その人をフィルターに通すと悪いことになる。
そこで間接話法を使った。
自分が言っているのではなく、神が言った事だと…
こうすることで矛盾をなくした。
つまり、人の知恵が加わったのである。
次回につづく