コラム記事

徳の序列

【徳の序列】
日本人の中心にある和。
和を以って貴しとなし、十七条憲法1条。
日本で最初に出来た憲法である。
中央集­­権国家体制の確立し実質日本国の確立とも言える。
その偉業を成した人物が【聖徳太子】で­あ­る。
私達日本人が大切にしているもの、それは和。
この和こそ日本建国の確立の中心­にあ­り、日本人そのものである。
その和の精神は憲法一条に定められている。
人には聖­人も愚­人もなく『共に凡人にすぎない』この世に完全無欠の人間等いない。
だから意見が食い違うのは当たり前。
より良いものを作りには道理にあった議論が必要であ­­る。
その為には和(やわらぐ)を以て貴しと為しが必要である。
これは和を乱さない。仲良くしなさいと言う意味ではない。
和らぐ環境を作って皆で意見を出し合いながら議論しなさいという意味である。

人間が持つべき5つの徳【智 義 信 礼 仁】 そして最も最高位にあるのが【徳】である。

【智】 知恵があっても正義がなければ略奪に過ぎず
【義】 人は正義の元に争うが信頼があれば争う事はなく
【信】 信頼は感謝や尊敬、礼儀正しい人に集まり
【礼】 礼儀を知ると人の慈悲、人の仁愛を理解し
【仁】 人の為に尽くすのが仁であり
【徳】 それら全てを卓越した人に徳が備わる
聖徳太子は冠位を人の徳によって位を6つの大小に分けた。
これを【冠位十二階】を呼ぶ。
今も尚息づく日本の心。
互いを思いやり人を責める事なく苦あ­­れば手を差し伸べ、協力し合い利益に翻弄される事なく徳を積む。
私心を捨て凡人であ­る­事を受け入れ神を敬う。
私達日本人は手を合わせる姿がとても似合う民族である。