神道・神社コラム

宇佐八幡宮
【宇佐八幡宮】
今回は大分支部の皆さんと八幡神社の総本宮、宇佐八幡宮に行きました。
ここ宇佐八幡宮の御祭神といえば、応神天皇、神功皇后、そして、宗像三女神が祀られています。
実はこの神社は元々、日本の神様ではありませんでした。
この神社は朝鮮から渡ってきた渡来人、秦氏が祀っていた神社だったのです。
秦氏は様々な技術や文化を日本に持ち込みました。
この秦氏を重用した豪族は大いに栄えます。
民もこぞって秦氏の真似をします。
その結果、民も豊かになりました。
すると、秦氏が祀っている神様がいました。
そこに手を合わせればご利益があるのではないかと、こぞって手を合わせるようになったのです。
こうして、12万社ある神社の中で最も多い神社になったのです。
また、八幡はヤハタとも呼びます。
畑作は秦氏の秦、機織りも秦氏の秦から来ていると言われています。
また、八幡の神様の事を八幡大菩薩とも呼びます。
この名前から分かるように、神仏習合にいち早く取り組み、仏教の影響を色濃く受けた神社なのです。
詳しくは動画にて