コラム記事

【9歳の子供が母に感謝】

先日、0期生にお母さんに連れて来た、9歳の男の子がいた。

講座の中で感謝について話をした。

得るものに言葉をかける事

これは感謝ではない【挨拶】

感謝とは既に頂いているものに言葉をかける事。

この話をしていると、その少年が終始真剣な眼差しで頷いていた。

その彼に『言ってること分かるかい?』と尋ねると『うん、分かる』と答える。

その少年に次の様な質問をしてみた。

『ねぇ君、今一番欲しいものはなに?』

『今なら君が一番欲しいものをお母さんが買ってくれるよ。言ってごらん?』

すると彼は恥ずかしそうにゲームの名前を言った。

『本当に一番欲しいものはそれかい?』

照れ臭そうに頷く。

『じゃ聞くよ。その着ている洋服、食べ物、住んでる家、誰のおかげだと思う?』

『お父さんとお母さんだよね』

『もし、その着るものや住む所、お父さんやお母さんがいなくなったとしたら、君は生きていけるかい?』

彼は不安そうに聞いていた。

『でも、そのゲームを手に入れなくても君は生きていける』

『さあ、もう一度聞くよ、君が一番欲しいものはゲームかい?それもとお母さんかい?』

彼はテレながら
『お母さん』

『そうだよね。君が一番欲しいものはそのゲームではない』

『君は既に多くのものを手にしてるんだよ』

『その事に言葉をかけることを感謝と言うんだ』

彼は大きく頷いた。

『お母さん生きててよかったね。さぁ、お母さんに言葉をかけてごらん』

そう言って彼にマイクを近づけるとお母さんの顔を見て言った。

『お母さん生きててありがとう』

お母さんは涙を一杯に浮かべ、彼に抱きついていた。

『それが感謝だよ』

会場は涙で包まれた。

なぜ子供が親に感謝しないのか?

それは子供を育てる親に感謝がないからである。

ちゃんと説明すれば子供は分かる。

この様に親子でよく参加するが、毎回こんなドラマが生まれる。